本日、浅井東診療所 所長の松井善典先生、介護施設で看護師として勤務されている金森様、そして滋賀医科大学の学生の皆さんをお迎えし、「がんと共に生きる時代の生き方と考え方」と題して、2年生を対象にがん教育の授業をしていただきました。
松井先生からは、「がんは決して特別な病気ではなく、私たちの身近にある病気であること」や、「中学生の今からでもできる予防があること」として、健康的な生活を送ること、そして最大の予防はたばこを吸わないことであることなど、がんについて分かりやすくお話ししていただきました。
また、金森様からは、ご自身の経験をもとに、患者さんの気持ちや生活の変化、支えてくれた多くの方々の存在について、そして一日一日を感謝して生きられるようになったことなど、ありのままのお話をしてくださいました。
生徒たちは、「がんという病気」についてだけでなく、「いのちの尊さ」や「これからの生き方」について、真剣に考える大変貴重な時間となりました。

さらに、本校卒業生である坂口先生が、体を守るはたらきを調整する制御性T細胞を発見され、病気の治療に役立つ研究を続けてこられたことについてもお話がありました。世界中の人のためになる研究を長年続けてきたことが高く評価され、ノーベル賞受賞につながったそうです。「皆さんもぜひ頑張ってほしい」という温かいエールもいただきました。









寒い中ではありましたが、保護者の皆様にもご参観いただき、ありがとうございました。




