ヨシ行けどんどん作戦

ふるさとを愛し、ふるさとに誇りをもつ「ヨシ行けどんどん作戦」

ヨシ行けどんどん作戦について

本校で長浜市(旧びわ町)の豊かな自然環境を守り、次世代へつなぐためPTA・地域の協力のもと、平成14年度(2002年度)から始まった、びわ中学校PTA・生徒・地域が一体となった取り組みです。現在まで続く、びわ中学校の特色ある教育活動となっています。

県・専門家との協議(ヨシ行けどんどん作戦)

ヨシの生命力をつなぐ「1年間のサイクル」

【春】 命の準備:5月

芽出しプールの作成 5月15日

青ヨシ刈り  5月27日

芽出し状況  6月9日

  • 作業: 青ヨシ刈り・芽出し
  • ポイント: 刈り取ったヨシをプールに浮かべ、節(ふし)にある成長点から新しい芽と根を誘導します。これは「水耕栽培」のような状態で、ヨシの再生力を最大限に引き出します。

【夏】 育成の時期:7月

  • 作業: 苗づくり(ポット移植)
  • ポイント: 芽吹いた部分を丁寧に切り分け、ポットへ。夏の強い日差しを浴びて、びわ湖の過酷な環境にも耐えられる強い根を育てます。

【秋】 ヨシ行けどんどん作戦:9月

  • 作業: 全校生徒による植え付け
  • ポイント: 学校で大切に育てた苗を、いよいよ「琵琶湖」へ。生徒一人ひとりが土に触れ、湖岸の風景の一部を自分たちで作る活動です。

【冬〜春】 次世代への継承:3月

  • 作業: 枯れヨシの刈り取り・活用
  • ポイント: 保全: 枯れたヨシをそのままにせず刈り取ることで、春の新しい芽に日光が届くよう手助けします。
  • ポイント:証  刈り取ったヨシを「卒業証書」の用紙に漉き込むことで、3年間の学びの証として生徒の手に残します。

ヨシ行けどんどん作戦の願い

①生態系の再生 ・・・・・減少してしまったヨシ群落を復活させることで、びわ湖固有種(ニゴロブナやビワマスなど)の産卵場所や隠れ家を守り、外来魚問題に立ち向かう一助とします。

②循環型学習の体現 ・・・・「植える(再生)→育てる(保全)→使う(活用)」というサイクルを生徒自身が体験することで、持続可能な社会への理解を深めます。

③郷土への誇り・・・・ 「琵琶湖」を背景に「竹生島」を望む故郷の景色を自らの手で守るという実感が、卒業後も地域を愛する心を育みます。

 

最後に

琵琶湖を含む環境は現在に生きる私たちだけのものではありません。子々孫々、未来永劫受け継ぎ続けなければなりません。「素晴らしい財産を受け継ぎ未来に引き継ぐ」これが今を生きる私たちのやらなければならない当然の責務です。

教育会第691号(令和6年10月1日)より20260427151516